「おとな食堂」やってみました!

「おとな食堂」やってみました!

トナリトの清水です。
とっても久しぶりにブログを書きます。

先日、「おとな食堂」という取り組みを実施した。
これは、近年全国的に取り組みが広がっている「こども食堂」のいわゆる逆バージョンで、
めざしたのは、子どもたちが街の人たちをもてなしながらの、「食」を通じた多世代交流。
他でも実践されてる仕組みだし、決して目新しいものではないんだけど、
毎日新聞さんや朝日放送さんが取り上げてくださったこともあって、
前回の倍以上の子どもたちが、キッズスタッフとして参加してくれた。

カレーづくり、コーヒー淹れ、オーダー聞き、商品販売・・・、
どの活動をとっても、きっと普段は逆の立場にいることが多いだろう子どもたち。
その子どもたちが、いつもと逆の体験をして、どんなことを感じたんだろう?
また改めて、みんなにじっくり訊いてみたいけど、
理由はどうあれ、「楽しかった!」「またやってみたい!」と思ってくれたなら、
僕は、この取り組みをやってよかったと思う。

子どもたちは、大人には真似できないものをたくさん持っている。
数年前、ある「こども食堂」の立ち上げに関わったんだけど、
ある時、その地域のある団体の会長さんが次のようなことを仰った。
「子どもたちの声は、街の宝。みんなで、この宝を大切にしていきたい!」

きっと、声だけじゃない。
今回の取り組みの中でも、慣れない手つきで頑張る子どもたちの姿を、
少し離れたところから、たくさん見せてもらったけど、
いきいきした表情で、一生懸命取り組む姿は、僕たちにたくさのものを届けてくれる。
いい表現が思い浮かばないけど、なんて言うかちょっぴりカッコよくて応援したくなるのだ。
そして、”自分も何か頑張ろう!” そういう気持ちにさせてくれるのだ。

で、運営側の僕たちは、どうだったか?
子どもたちがいて、手伝ってくれる学生たちがいて、僕たち大人がいて・・・、
よくよく考えたら、僕たちもこの取り組みを通じて、多世代交流をしていたことに気づく。
そして、開催前は寝る間を惜しんで準備を進め、クタクタになってることも忘れて、
テンションあげて取り組んだ2日間。
睡眠1~2時間を数日続けるなんて、長らくすることなかったもんなぁ・・・。
ん? もしかしたら、子どもたちだけじゃなく、僕たちもカッコよかったんじゃないのか?
なんてね・・・(笑)

今回「おとな食堂」をやってみて、改めて思う。
何かに一生懸命取り組めるというのは、きっと幸せなことなんだ。
もっと仲間が増えたら、もっと多くの人たちと、もっとカッコいい時間を共有できるのかもしれない。
僕たちトナリトの活動は、まだ始まったばかり。
そして、どこに向かっていくのかも、まだまだ手探り。
ぜひ、色んな人たちと、色んなことに刺激を受けながら、あれこれチャレンジしていきたい!

今回の「おとな食堂」に参加してくれたみんな、そして、ご協力してくださった方々、
たくさんパワーをもらいました! 本当にありがとうございました!!!

トナリト:清水



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